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霧の深い朝、この分なら山の上から雲海が見られるだろう。しかし時間が遅い。黒井城山なら
早く登れるので急いで行ってみる。
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| 階段を登る |
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三段曲輪跡 |
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登山口から階段を登って三段曲輪経由で登る。麓はまだ霧の中。どうぞ山頂に着くまで霧が
あがりませんように、と心だけが急く。
このコースは登るほどに展望がよくなるのだが、霧の中から街の音が聞こえるだけでまだ霧
の底に沈んでいる。
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| 石踏みの段跡 |
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山頂 |
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石踏みの段跡までくると太陽の陽ざしが眩しく、眼下に霧の海が広がる。これは期待できそう!
わくわくしながら山頂に出ると、360度の展望と一面に雲海。
「すっすばらしい!」
こんなすばらしい景色を独り占めとはなんと贅沢なことか。
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五台山(左)と親不知(右) |
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東に三尾山、夏栗山、黒頭峰 |
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城跡となっている山頂をぐるぐると何度も回って、360度の雲海を楽しむ。時間がたつに従って
遠くの山も少しずつ輪郭がはっきりとしてくる。
丹波の山々を一山ずつ名前をあげながら眺める。千ヶ峰や笠形も顔を覗かせている。 |
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| 奈良からのご夫婦 |
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気持のよい道 |
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もっと眺めていたいがそろそろ下りよう、と下山しかけるとご夫婦連れが上がってこられる。
奈良からわざわざ来られ、ご主人が城跡好きなので、このあと高見城山に登られるとか。ちょ
っとお話し下山する。
下山は石踏みの段から下りていく。霧はほとんどあがってしまい、黒井の町並みがうっすら
と見え始める。 |
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光がさしこむ |
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登山口近くまで下りると、太陽の光が林の中に差し込み、何ともすがすがしい。
干支の山としてたくさんの登山者を迎えた1年が終わろうとしている。 |
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