雲海に浮かぶ 黒井城山 (猪ノ口山)
 兵庫 丹波市

 霧の深い朝、この分なら山の上から雲海が見られるだろう。しかし時間が遅い。黒井城山なら
早く登れるので急いで行ってみる。
階段を登る 三段曲輪跡

 登山口から階段を登って三段曲輪経由で登る。麓はまだ霧の中。どうぞ山頂に着くまで霧が
あがりませんように、と心だけが急く。
 このコースは登るほどに展望がよくなるのだが、霧の中から街の音が聞こえるだけでまだ霧
の底に沈んでいる。
石踏みの段跡 山頂

 石踏みの段跡までくると太陽の陽ざしが眩しく、眼下に霧の海が広がる。これは期待できそう!
わくわくしながら山頂に出ると、360度の展望と一面に雲海。
「すっすばらしい!」
こんなすばらしい景色を独り占めとはなんと贅沢なことか。

五台山(左)と親不知(右)
東に三尾山、夏栗山、黒頭峰

 城跡となっている山頂をぐるぐると何度も回って、360度の雲海を楽しむ。時間がたつに従って
遠くの山も少しずつ輪郭がはっきりとしてくる。
 丹波の山々を一山ずつ名前をあげながら眺める。千ヶ峰や笠形も顔を覗かせている。
奈良からのご夫婦 気持のよい道

 もっと眺めていたいがそろそろ下りよう、と下山しかけるとご夫婦連れが上がってこられる。
奈良からわざわざ来られ、ご主人が城跡好きなので、このあと高見城山に登られるとか。ちょ
っとお話し下山する。

 下山は石踏みの段から下りていく。霧はほとんどあがってしまい、黒井の町並みがうっすら
と見え始める。
光がさしこむ

 登山口近くまで下りると、太陽の光が林の中に差し込み、何ともすがすがしい。

 干支の山としてたくさんの登山者を迎えた1年が終わろうとしている。

行った日 07 12/27(木)
行った人 たぬき一人
山行タイム 登山口〜三段曲輪跡〜山頂(25分)
山頂〜石踏みの段〜登山口(10分)
2.5万図 黒井  山行地図

たぬきほーむへ  山歩きへ