八ヶ峰 知見から周回
京都府 南丹市美山町


 先週に引き続き美山へ向かう。かやぶきの里を過ぎ、中で知見谷川に沿って北へ向かう。
八原の最奥に八ヶ峰への登山口があり、その前の広場に車を置く。
 
 
 
巡視路へ イワカガミの尾根
 八ヶ峰へのハイキングコースは下りに使うことにし、東へ林道を歩く。すぐに巡視路マークが
あり、奥を見ると金属製の橋が見える。
「これこれ、この道を歩けばいいね。」
 すぐにプラ階段の急登になる。イワカガミの細い尾根を歩いて行くと鉄塔に出る。北には八ヶ
峰のピークがが霧の中に浮かんでいる。
「ここから見ると近いけど、これからぐるっと遠回りするので、お昼頃に到着できればいいね。」
色づく 植林の中の道

 しばらく巡視路を歩いていく。巡視路は尾根から離れていくようなので尾根に取りつく。道はなく
なり、クヌギやブナの雑木の林になる。道がなくなると同時に枯れた笹が多くなり、歩きにくい。
 東側の植林側へ歩くと細い道がある。やれやれこれでササダニ攻撃にあわなくてもすみそうだ。

 植林は谷を囲むように植えられ、道は尾根から離れていく。尾根を歩いてP702に寄る予定だっ
たが、そのままそま道を歩くことにする。(702.2mのピークは奥ガ追山という)

 
笹枯れの尾根をゆく

 ほどなくP702から北東に延びる尾根にのる。いつのまにかそま道はなくなり、枯れた笹の尾
根を歩くことに・・・。左側はヒノキの植林、右側はブナやミズナラの自然林でいい雰囲気だが歩
きにくい。
 
八ヶ峰からオバタケダンへの尾根を一望(オバタケダンはとんがりピークの後ろに位置します)

 ヒノキの背丈が低いので、八ヶ峰からオバタケダンへの稜線が一望のもと。時々立ち止まって
展望を楽しむ。7月にオバタケダンから歩いた鉄塔もよく見える。
「あの続きを歩きたいなあ。」

 P675付近からは鹿の踏み跡があり、少し歩きやすくなる。笹の丈も低くなり歩行が捗る。
 Ca650付近から植生が変わり、右が植林、左が自然林になる。どこから続いているのか、黄色
いテープも現れる。
 尾根には倒れたシカよけネットがずーっと続いている。
「足をひっかけないようにしないとね。」

 東に、中山谷山や芦生の山々が望めるようになり、いよいよ府県界も近い。P708を過ぎると
京都・福井府県境である。登り始めてから3時間近く経っている。登山道沿いの木が切られ、北側
の展望がよくなっている。 
 
家族旅行村からの道と合流

 五波峠から続く道はハイウエイ。広いハイキング道を落ち葉踏みしめ快調に歩く。この道は2年前
に八ヶ峰から五波峠へ歩いたが、反対向きに歩くとまた違った趣がある。黄葉にはまだ早く、モミジ
は青々としている。
 染ヶ谷の旅行村からの道と合流したあたりはブナが多く、憩いの広場といった感じのところである。
落ち葉踏みしめ

 Ca750をこえると山頂はもうすぐ。カサコソと落ち葉をならしながら、ひと登りで山頂に飛びだす。

 
山頂から東の展望(左に百里ヶ岳)

 山頂には男性二人が昼食中。登ってきたコースの話をしたりしていると、父たぬきが無線をして
いる。大野山のLNWさんとつながったようだ。八ヶ峰は展望のいい山で、ほとんど360度見渡すこ
とができる。南の方を見ると、三嶽や小金が嶽が確認できる。大野山も双眼鏡でのぞくとうっすら
と見える。大野山へ車であがり、我々が山頂へ着くのを待っていてくださったのだろう。
 交信を終えラーメンを煮ていると、氷ノ山のbhnさんからコールがある。VXIさん(goryuさん)、JCL
さん(だっちゃん)とともにまど登山口から登っておられるようだ。氷ノ山は黄葉を求めてたくさんの
人でにぎわい、頭上にはヘリコプターも飛んでいるという。
 3局と交信を終え、ゆっくりと展望を楽しむ。東には、百里ヶ岳や先日歩いたシンコボ、そして芦生
の山々。西には青葉山、頭巾山、北には日本海も見える。南は先ほど歩いてきた尾根や奥ガ追山
、白尾山などの向こうに北山の山々。

 染ヶ谷方面へ下りて行かれた男性二人と入れ違いに、単独男性が来られる。それをしおに、我々
も山頂を去る。
鉄塔から(左奥に青葉山)

 下山は知井坂から八原の登山口へ。1時間ほどで下りられそうだ。鉄塔からは飯盛山や若狭湾な
ど、北側の展望がいい。2年前に歩いた福井側の道は黄葉がはじまったばかり。
知井坂を下る 途中の石碑

 知井坂から南へハイキング道を下りていくのだが、下りはじめて、このあたりに石仏があるこ
とを思い出す。
「この辺かなあ。」とあちこち探してみるが、今回も見つからない。
「これは、また知井坂へ来なさい。ということかもね。」
 再訪を誓い、知見へ下っていく。途中には登山口と同じような石碑がある。旅人の安全を願っ
たものだろうか。
イワカガミと黄葉の道を下る

 つづらおれに緩やかな道が続く。わきにはオオイワカガミが群生し、春にはピンクに彩られる
だろう。ところどころに黄葉のトンネル。いいなあ。
スキー場跡? 登山口へ戻る
 平坦なところはスキー場跡のようだ。倒壊した小屋に長靴のようなものが転んでいる。雑木
から植林に変わると登山口はすぐだ。
 登山口には車が数台停まっている。男性グループが鍋を囲んで宴会中のよう。我々のあとに
八ヶ峰へピストンで登ってこられたそうだ。今日歩いたコースを地図で説明すると、驚いておら
れた。石仏のことを尋ねるとそのうちのお一人がよくご存じだった。近いうちにぜひ訪ねてみた
い。


行った日 07 11/3(土)
行った人 たぬき二人
山行タイム 知見八原登山口8:15〜鉄塔8:50〜府県境尾根11:15〜
八ヶ峰12:05−13:25〜知井坂13:35〜登山口14:30
2.5万図 久坂 中  山行地図

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