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氷上町新郷付近からの白山 |
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白山から点名新郷、高釣瓶、そして古天神に至る尾根を歩く予定で下山予定地近くに車を置き、
もう一台で新郷の白山登山口へと向かう。柵を開けて林道を10mほど走るとお墓があるので、そ
こに停めて歩きはじめる。
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| 池のそばを通って |
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キブシも咲いています |
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水の無い池沿いには山桜が満開。ウグイスたちがにぎやかに囀っている。キブシはかわいい花穂
を垂れ、ヒサカキの特有の香りが漂っている。
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| お地蔵さまに見守られて |
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お不動さん |
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白山への道は山頂にあった白山権現への参道だったので、石段や石仏があったりして往時を
しのばせる。途中にある東屋には寄らず、さらに歩いていく。
谷を詰めた所には不動明王が岩の間から登山者を見守る。白山周辺で見られる鳥の説明板
は以前と同じである。白山に登るのは何年ぶりだろうか。歩いていると少しずつ記憶がよみがえ
ってくる。
道は谷から尾根に出ると山頂は近い。ミヤマシキミの花を写し、大きなカシ?を右に見ると、山
頂であある。 |
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| 白山頂上の石垣 |
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白山頂上(奥に見える篠ヶ峰) |
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山頂には昭和28年まで白山神社があったそうだが、今は麓に移されている。白山神社は1533年
に創建され、1592年に山頂に祀られたという。石垣や灯篭、礎石、瓦などが残っている。社殿は東
に向いていたようで、ここから400年以上の長きにわたって氷上の村々を見守っていたのであろう。
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白山から東を眺める |
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北の方は雲がかかっているが、南には淡路島が望める。双眼鏡でのぞくと明石海峡大橋の主塔も
確認でき、なかなかの展望である。丹波や北摂の山々が花曇りの空に屏風のように並んでいる。
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白山から西を眺める(篠ヶ峰が正面に大きく見えます) |
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目を西に転じると、篠ヶ峰が正面に大きく袖を広げている。山々の斜面にはタムシバが白い絵
の具を点々と落としたよう。山桜も淡いピンクで山々を彩り、ひと時春の装いをしている。
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| 直下にヒカゲツツジ! |
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おやつと水分補給をし、点名新郷へ向って出発する。歩きはじめの時刻を記録しようとデジカメを
構えると、ファインダーのなかに見慣れた色が・・・。
「あっ、上、上、上を見て!」
なんと、山頂からの西尾根にヒカゲツツジが咲いているではないか!古天神付近にはあったのだ
が、白山にもあったなんて!尾根の両側や北斜面に黄色い花がたくさん咲いている。思わぬ出会
いに少し興奮気味に歩いていく。
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| 篠ヶ峰を眺めながら歩く |
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点名新郷(585.7m 四等三角点) |
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西尾根をしばらく歩き、大柿赤布が揺れる方へ歩く。ここは布がないと迷いやすいところなので、
地形図をしっかり見ておかないとね。尾根は狭いが切り開かれているので快適に歩ける。P498
を越え、さらにグルーっと北から回り込み、尾根から外れた新郷へ歩く。
途中で美和峠から五台山登山中のbhnさんと交信。鷹取山山頂からのオンエアーである。五台山
登山の後、カタクリを見に行かれるとか・・・。
点名新郷の三角点は植林の中にひっそりと埋まり、大柿さんの赤いプレートが彩りを添えている。
すぐに引き返して山南・氷上町界をめざす。菊水山からGTRさんがOAPさんをコールされている
ので応答し、しばらくお話しする。 |
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| 町界尾根を歩く |
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欠けた高釣瓶の三角点(596.6m 点名和田村) |
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Ca600のピークへ乗ると町界尾根である。ここは以前歩いたことがあり、その逆方向に高釣瓶
をめざして歩いていく。町界尾根は広く切り開かれ、快調に歩いていく。。P543を越えていったん
下ってから高釣瓶へ登り返す。
高釣瓶には三等三角点があるが、かどが欠けていて痛々しい。巡視路の分岐になっていてここ
から東は巡視路を歩くことになる。
ちょうどお昼時なので、ここでお昼ごはんにする。TQFさんがOAPさんをコールする声に応答し
お話しした後、飯盛山のQZCさんがTQFさんを呼ばれている。しばらく3局でお話し、行動開始。
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鉄塔から南の展望 |
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高釣瓶からしばらく歩くと鉄塔に出る。ここからの展望がすばらしく。白山から歩いてきた尾根や南
に続く尾根が見渡せる。朝よりも霞んできたのか、淡路島の島影は確認できなくなった。 |
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鉄塔から北を眺める |
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それにしても今年はタムシバがよく咲いているねえ。斜面が白くなるほど花が咲いている。 |
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古天神の岩に咲く |
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鉄塔から下り、次の鉄塔を過ぎると巡視路は山腹をまいて東の尾根に向かっている。これは帰
りに使うとして、古天神への急登を登っていく。岩の西側を巻きピークに出るとここにもヒカゲツツ
ジ。
「そうそう、ここにあったよねえ。」
岩の上にあがってみると、岩の向こう側にもたくさん咲いている。岩の間に自生するヒカゲツツ
ジの生命力に元気をもらう。頭巾山移動局、五台山からカタクリ自生地へ車で移動中のbhnさん
と交信し下山にかかる。 |
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古天神から下山の尾根を眺める |
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下山は古天神から東へ延びる朝阪・小野界を下る。巡視路なのでここも歩きやすい。植林や雑木の
中に黄色い花が咲いている。ここにもヒカゲツツジが・・・!
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下りの尾根で |
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向山のように斜面を卵色に覆うほどの群生ではないので、ここに咲いていることは歩いてみないと
わからない。
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| 鮮やかに咲く |
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観音堂 |
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コバノミツバツツジも濃いピンクの花を咲かせ春を彩る。いい季節やねえ。
鉄塔を過ぎると、目の前に大きな岩が見える。岩に近づくとここにもヒカゲツツジが自生している。
岩が庇のようになり、ここで雨宿りでもできそう、と思いながら目を置くにやると一段高い所に小さな
祠が鎮座している。小さな手水鉢や割れた灯篭などもあるが、最近、お参りされた形跡がない。
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| 参道(巡視路)を下りる |
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滑りやすい岩の道 |
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祠から尾根を下るつもりだったが、参道が小野の方へ下りているのでこれを使うことにする。巡視
路と合流し、広い道を下っていく。途中に「転落注意」と何とか判別できる看板が立っている。
「??、こんなところで転落するのかなあ?」
と言いながら下りていくと、岩の多い道はとても滑りやすい。滑って転ばないようにという注意書きの
ようである。岩の道の始めと終りに看板があったが、転落ではなく「転倒」注意がふさわしいかも。
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| 観音道と彫られた石碑 |
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シャガが迎えてくれる |
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家々の屋根が見え始め、山道もいよいよ終わりである。と、尖った細い岩が登山口近くに立ってい
る。正面に回ってみると、「観音道」と刻まれている。つまりあの尾根にあった祠への参道を示してい
るのである。岩は一度割れたのか、コンクリートで補強してある。
下りたところにシャガが咲き、我々を迎えているかのよう。
集落を歩いていると、70歳前後の男性が家の周りで作業をしておられるので、早速観音道につい
て尋ねてみる。
子どもの頃は、この道を観音さんまでよく行ったとか。山にあった祠の中には千手観音が祀られて
いて扉を開ければ見られるという。今はお参りする人もないだろう、と言われるのでデジカメに写った
祠を見てもらう。
また、古天神には天神さんが祀られていたそうだが、いつの頃かに小野に下ろされたという。こち
らもぜひ見てみたいものだ。
山を歩くとさまざまな発見がある。人知れず咲くヒカゲツツジ、訪れる人もなくひっそりとたたずむ観
音堂・・・。次回はどんな発見があるのだろうか。
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| 行った日 |
08 4/12(土) |
| 行った人 |
たぬき二人 |
| 山行タイム |
白山登山口(新郷)8:00〜白山8:55−9:15〜点名新郷10:55
〜高釣瓶11:45−12:20〜古天神13:05−13:25〜観音堂13:55
〜小野14:15〜車14:35 |
| 2.5万図 |
柏原 丹波和田 山行地図 |
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