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春日町平松付近から |
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五大山には昨春、ヒカゲツツジの頃に登っている。今回は、山号にもなっている白毫寺から登り
三日月山、ヨコガワ峰を回って、大野坂へ下る予定である。
白毫寺は705年法道仙人開基の古刹である。初夏には九尺藤が美しく咲き、訪れる人も多
い。 |
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| 白毫寺から登り始める |
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登山口 |
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車を駐車場に置かせてもらい、薬師堂の裏手にある登山口から登り始める。歩き始めてすぐに
地図がないことに気づき、車まで取りに戻る。地図探しに手間取り、10分ほど出発が遅れてしま
った。気を取り直し、再出発。(^^;
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| よく歩かれている |
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エルムへの分岐 |
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よく踏まれた尾根道を登っていく。ところどころ枯れた松が倒れているが、鹿が迂回している跡
を辿ると歩きやすい。P330直下から間伐された木がきれいに揃えられている。道は、P330を
北に巻いている。巻き道が尾根に合流すると、すぐにエルムへの分岐である。春に下った道であ
る。
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| 鷹取山の背後に五台山(右奥は親不知) |
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歩いてきた尾根を見下ろす |
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ここからいよいよ急な登りになる。岩混じりの尾根は雑木が間伐され明るい。ようやく五台山や
鷹取山が姿をあらわした。振り返ると歩いてきた尾根と美和の里。妙高山や高谷山が霞んでい
る。
陰には先日降った雪が残っているので、手にすくって食べてみる。
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| 春を待つヒカゲツツジ |
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五大山山頂 |
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五大山の北斜面は蛾蛾たる岩山である。この岩にヒカゲツツジが張り付いたように自生してい
るのだが、花がないと全くわからない。尾根のヒカゲツツジも花のない季節はひっそりとしている。
今春の花はどうかな?
白毫寺から1時間半足らずで山頂に着く。矢問さんが北摂の大野山へ車で向かわれているとい
う。ちょっと早いがベンチでゆっくりお昼ご飯を食べて待つ。風は吹いているのに、なぜか山頂は
あまり風がなく暖かい。
西の方は雪雲か、雲が山々を覆い、千が峰はおろか、篠ヶ峰や竜が岳も見えない。西以外はい
いお天気なのだが南は霞み、多紀アルプスの背後にある北摂の山々は同定できないほど。
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| 南は霞んでいる(右:向山連山) |
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西には安全山 |
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即席の甘酒を飲みながら展望を楽しんでいると、大野山にLNWさんが到着されたらしい。早速
コールしてみる。見通し距離なのでフルスケールで入感している。途中で、三国が嶽近くのIXW
さんからブレイクが入り、3局で交信。三国が嶽からは大野山がすぐ近くに見えるそうだ。
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五大山直下から振り返る(右:愛宕山) |
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交信を終え、下山にかかる。まずは三日月山を目指す。下りはじめ、展望の開けたところから
振り返ると、急峻な愛宕山の向こうに白い粟鹿峰。雲頂山や三国岳も白い。雲のかかっていた
千が峰もいつのまにか姿をあらわしている。眼下には昨年開通した和田山豊岡道路が長く延び
車が忙しそうに走っている。
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| 三日月山からの道 |
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途中からの展望(左:向山連山) |
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三日月山へはいったん下って登り返す。山頂部は平坦でどこが山頂かわかりにくいが、氷上
高年低山会の手による看板があるので、今はそこを山頂としているようである。山頂の看板が
あるところで中央分水界と別れ、東へヨコガワ峰に向かう。以前は藪っぽい尾根だったが、今
は整備され、とても歩きやすい。南の展望の開けたところからは向山が長く横たわっている。
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| 水源地へ |
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第2水源 |
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細い尾根を下っていくとヨコガワ峰との鞍部に出る。そこに何やら標識が・・・。「横峰 水源」と
書かれている。横峰の矢印は今下ってきた三日月山を指している。「水源」の方向を見ると、平
行道が続いている。この標識は以前はなかった。これは行ってみないと・・・。
平行な道はどんどん奥へと続き、小さな谷は「第2水源」で、パイプが支柱で支えられている。
奥の方から続いているようだ。パイプは土に埋めてあったり外に出ていたりしているが、外に出
ているところは金属パイプで2重にしてある。
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| 水源地 |
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尾根に戻ると・・・ |
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そろそろ谷のいちばん奥だなあ、と思いながら山腹の細い道を進むと、最奥に目指す水源地
が見える。丸太で屋根の下にはこんこんと水が湧き、その水は先ほどのパイプで春日町のあ
る集落に送られているようである。話しには聞いていたが、実際にこの目で見ると驚きである。
水源のある谷を下ると白毫寺である。谷に沿って道らしきものが見える。地形図を見ると、な
だらかな勾配なので、このまま谷を下ることにする。
下り始めたとき、大野山のLNWさんの声が無線機から聞こえる。MXFさんと交信されているよ
うだが、そのうち聞こえなくなった。
谷の道を少し歩いてみたが、植林の谷は暗い感じなので、やはり最初の計画通りヨコガワ峰
から大野坂へ下りることにする。谷の右岸に渡る道があり、道なりに歩いていくと、水源への道
と合流し、すぐに鞍部に出た。鞍部にも看板があり、「吹き上げ・水源まで700m」とある。この
鞍部を吹き上げと呼ぶのだろう。道の真ん中にはまだ新しい水道の栓が頭を出している。
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| ヨコガワ峰から下る |
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大野坂 |
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「吹き上げ」からヨコガワ峰への上りにかかる。直下は倒木で少し荒れているが、それも整備
され歩きにくいということはない。ヨコガワ峰は山頂はなだらかで、三角点がなければピークと
はわからないくらいだ。
三角点(四等三角点 稲塚)のそばで一休み。初めてここを訪れたときはこんな標識もなくそ
のまま尾根を北東へ歩いてしまい、大野坂には下れなかった。二度目は織田さんややまあそ
さんたちと五台山から大野坂へ歩いたときで、大野坂への下りはわかりにくかった。
標識やテープ、何よりも切りひらきがあるので大野坂へも間違わずに下ることができる。地図
読みのおもしろさは半減するが、一人で歩くときには大助かりである。
ヨコガワ峰から南東へ少し急な尾根を下ると傾斜もゆるみ細い尾根となり大野坂である。元
旦に猪口山(黒井城山)からここへ歩いたばかりだが、下りる尾根が違うと新しい印象がある。 |
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| お地蔵様 |
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路傍の五輪塔 |
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大野坂を市島側へ下る。つづら折れの道を2ターンほどすると、祠がありお地蔵様がひっそり
とたたずんでいる。南天や菊が手向けられ、いつ来ても大事に祀られているね。
峠から10分足らずで舗装路に出る。坂への入り口にはなぜか長靴が枝に刺してある。山に
近い田は鹿の足跡だらけ。耕作されなくなって久しい。道ばたには五輪塔。黒井城や白毫寺
と関係があるのだろうか。
車に戻ると、白毫寺から10人ほどの人が出てきて車に乗り込んでいる。白毫寺では写経の
会をされているそうだが、今日はその日なのだろうか。
以前歩いたところでも、また歩いてみると新しい発見があるものだ。(^^) |
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