|
 |
|
|
夏の妖精 |
|
|
|
この季節になると、西光寺山の麓が気になる。サギソウがそろそろ咲いている頃だろう。
数日前の新聞で見頃だと報じていた。
サギソウを見がてら西光寺山へ登ってみる。
今田町本庄で近畿自然歩道の標識に従って、車を進める。七星ソースを過ぎると、本庄
墓地である。墓地はこの夏に整備され、駐車場はアスファルト舗装され、大きな門柱も建っ
ている。
まず、墓地のそばの池に行ってみる。一輪二輪、清楚な姿で咲いている。奥に入ると、群
生し、暑い陽ざしの中でも生き生きと咲きほこっている。
サギソウに見とれていると、男性が奥の自生地からもどってこられた。
「湿地には珍しい花が咲きますね。」と、池に咲く様々な草花に興味を持たれているようだ。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 鉄塔85から84を仰ぐ |
|
快適な巡視路 |
|
|
池から車でさらに奥に入る。橋のそばに車を停め、巡視路に入る。この道は以前歩いてい
る。急な階段を登ると、鉄塔85に出る。
巡視路は広いが、日当たりのよいところではクモが獲物をねらっている。木の枝でクモの巣
を払いながら歩いていく。
84鉄塔を過ぎ、下ってなだらかな道をしばらく歩くと、巡視路はP541の東へ向かう。平行
な道がしばらく続く。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 巡視路から突然→ |
|
造成された道に出る |
|
|
巡視路マークが出てきたと思うと、目の前に重機で造成した広い道が現れる。これは行者
山から歩いたときの道によく似ている。やまあそさんが、
「この道を下りたらゴルフ場に下りると思う。」と言っていた道だろうか。
重機の道は、ゴルフ場から上がってきていて、P541の山腹を巻くように続いている。
「どこに出るかわからへんけど、とにかくこの道を歩いてみよう。」
巡視路はゴルフ場の方へ下りているので、ここからは造成の道を歩く。広くてよさそうに見え
るが、岩がゴロゴロし、その岩が苔むしているので滑って歩きにくい。作ったままで放置され
歩く人もほとんどないようだ。日陰に入ると涼しいが、薄暗くあまりお奨めの道とは言えない。
ときどき聞こえるツクツクホウシが心を和ませてくれる。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 重機で造成された道 |
|
市界尾根に出る |
|
|
歩いても歩いても重機の道は続き、同じところを歩いているように錯覚するほど。谷の源頭
部は崩れてきた岩や石で道がなくなっている。
道はさらに続き、徐々に高度を上げている。振り返ると、南にP541が望め、篠山・西脇市
界が近いことを思わせる。
空が近くなったな、思いながらちょっと急な道を歩いていくと、見覚えのある尾根道に出る。
「やっと着いた。」
造成の道のなんと長かったことか。巡視路と分かれてから45分ほど歩いている。登ってきた
道はやまあそさんがゴルフ場に下りていると指摘したまさにその道である。
出たところはウバメガシの林のところで、山頂まで800mのプレートがある。林の中はひん
やりとして心地がよい。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 山頂 |
|
東屋越しに東播磨の山々 |
|
|
50mおきに山頂への距離が表示してあり、うれしいようなしんどいような。(^^;
こぐり岩からの道と合流すると山頂はすぐである。だれもいない東屋でクールダウン。風が
ないと暑い。霞んでいるので展望はすっきりとしないが、六甲や北摂の山並みを見ていると
ゆったりとした気分に浸れる。
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
山頂からの展望(左:白髪岳 右:和田寺山) |
|
|
|
おなかが空いてきたので下山にかかる。下山は最短の近畿自然歩道。最初は歩きや
すいが、掘れた道は濡れて滑りやすい。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 登山道脇にあった道標 |
|
炭焼き窯 |
|
|
クモの巣を払いながら下りていくと、炭焼き窯の少し手前に石の道標がある。
「こんなんあったかなぁ?」
右ハ やま は判読できるが、左はわからない。昔、山中にあったという西光寺への道標だ
ろうか。
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| 林道から山頂を振り返る |
|
自生地 |
|
|
水場を過ぎると林道に出る。正面から直射日光をあびながら歩く。振り返ると西光寺山
が夏の太陽に照らされている。
自生地には、ご夫婦連れが写真撮影の最中。立ち寄ってみると、ここにもたくさんのサ
ギソウ。盛りを少し過ぎているようだが、まだまだ可憐な姿を見せている。
空の色は夏から秋へと変わり、ツクツクホウシがいく夏を惜しむようにないていた。 |
|
|
|
|
|
|