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帰省していた息子をお昼に見送り、午後早めに篠山市宮田へ。2〜3時間で登れるルートを、
と思ってさがしていると、法蓮坊山が目にとまった。宮田の天満神社から遊歩道があるらしい
のでそれを利用して、南谷山、法蓮坊山を歩く予定である。
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| 宮田の道標 |
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宝篋印塔 |
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西紀シャクナゲセンターに車を置かせてもらい、天満神社へ歩く。途中になりあいみち(成相山
への巡礼道)の道標がある。天保十五年、高屋村の文左ヱ門が立てたものだそうで、「右なりあ
い 兵主山、 左たしま、 すく京 いせ、 左京 いせ すくきよ水 大坂」と彫られていて、昔から交
通の要衝であったことが見てとれる。兵主というと春日町の黒井城址麓にある兵主神社が浮かん
でくるが、どの山を指すのだろうか。
鳥居をくぐり石段を登っていくと天満神社である。そのすぐそばに光照寺という無住?のお寺が
あり、祠の横に宝篋印塔があった。この宝篋印塔は宮田宝篋印塔と呼ばれ、県内でも古いもの
らしい。
市内最大級の宝篋印塔である。台石は複弁の反花座をつけ、四面に輪郭をとった
格狭間を刻む。軸石は後世に燈籠化されくり抜かれ、月輪内の四仏の種子は判別
できない。笠の隅飾り突起はほぼ直立し2弧の輪郭が刻まれている。相輪も立派で
全体的にバランスのとれた宝篋印塔である。造立年代は明らかではないが、各部
の手法からみて鎌倉時代後期を下らぬものと見られる。高さ216cm
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| 五葉松 |
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反対側から見ると |
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天満神社には立派な枝振りの五葉松が手厚く保護されている。樹齢700年と伝えられ、篠山市
の天然記念物に指定されているそうだ。
「こんな松は見たことがないなあ。」と、その立派さにしばらく見とれる。 |
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| 遊歩道 |
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展望台 |
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天満神社の裏手に遊歩道の入り口があり、立派な看板が設置してある。登りはじめこそ木の
階段で登りにくいが、尾根にのると広くて歩きやすい道が続く。ベンチも設置してあり、お散歩
にはもってこいの道である。この遊歩道は大師山遊歩道と名付けられ、大師道もあるようだ。
登山口からすぐに西からコンクリート舗装の道が上がってきていて、水道のタンクとNTTのア
ンテナに出る。ほどなく展望台に着く。遊歩道から展望台へは草が茂っている。 |
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展望台から |
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展望台に登ると、無線機からTQFさんの声。弥十郎ヶ嶽頂上だそうだ。DQKが交信している
間、展望台からの景色を楽しむ。北西に夏栗山や三尾山、それに春に登った大ヶ谷が指呼の
間。北には、鋸山から堂の峰の山並み。なかなかいい眺めだ。(^^) |
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| オカトラノオ |
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大師道 |
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展望台の下にはたくさんのゴミが放置されている。誰もが気持ちよく使えるよう、ゴミは持ち
帰ってほしいなあ。などと思いながら振り向くと、草むらの中に白い花が・・・。オカトラノオだ。
展望台から遊歩道に戻り、鹿柵の扉を開けて中に入る。そこには西の方から道が上がって
きていて、石仏が並んでいる。これが大師道である。展望台から大師堂が見えたが、そこへ
続いているようだ。
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| 大師堂 |
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大師堂の裏山にある祠 |
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しばらく大師道を歩くが、途中で遊歩道とわかれ、大師堂の方へ下りている。ここはそのま
ま遊歩道を歩いていくとすぐに小さなピークがあり、そのピークを過ぎると、遊歩道は大師堂
へ下りている。先ほどの大師道と合流し、大師堂に出る。
「あらら、遊歩道は大師堂へ下りるようになってるよ。」
大師堂は山の中腹に静かに佇んでいる。
お参りをし、遊歩道を尾根に戻る。ここからは遊歩道ではないが、踏み跡は明瞭である。地
形図には表れていない小さなピークに祠がある。地図にも載っていないし、いわれも書いて
ないので、何がお祀りしてあるのかわからない。
祠ピークの次のピーク(Ca310)にはテレビの共聴アンテナ。東に伐り開きがあり、弥十郎
や八上城址が霞んでいる。 |
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| 南谷山 |
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南谷山からの尾根 |
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次の小さなピークにもテレビアンテナ。たぶん西紀側の集落のものだろうね。大柿さんの赤布
が木の枝で揺れている。ちょっと古いもののようだ。
次のCa350は城跡のようで、曲輪跡がぐるっと取りまいている。素人の私たちが見てもわか
るほどだ。(天々宇知栗さんによると、ここには西谷城があったという。)
西谷城址を下り、なだらかな尾根で水分補給。と、父たぬきの首に蚊に刺されたあとが2,3
ヶ所もある。虫除けスプレーを振りかけ、タオルで頬かぶりして蚊除け対策。夏の低山は虫とク
モの巣対策が必要だ。(^^;
少し登り返して375.2mピーク到着。三等三角点のある南谷山である。点名西谷なのに、南
谷山とは? ここにもアンテナがある。展望はほとんどなく、三角点だけ確認して歩き出す。
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| 打坂峠 |
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峠から法蓮坊山への道 |
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南谷山からなだらかな尾根を東へ歩く。Ca390で南からの尾根と合流しているので要注意で
ある。北東に歩き、峠直前は急な下りをジグザグにくだると打坂峠である。峠には「ハイキング
道」と書かれた看板があり、ユニトピア篠山へハイキング道が下っている。下山は打坂へ予定し
ているのでそちらの方を見るといい道が残っている。地図には道が書いてあっても、廃道という
ことが少なくないが、ここはちゃんと残っている。
峠からはハイキング道を歩く。とてもいい道である。南のユニトピア側からはにぎやかな声が
聞こえてくる。 |
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| 法蓮坊山 |
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役行者像 |
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Ca410を過ぎると尾根はヤダケ?が多くなる。そのタケノコを食べた形跡があるので、熊がい
るのかも?と慌てて歌を歌いはじめる。
着いた頂上(479m)には、なんと役行者像が・・・。
石段を数段上がったところに立派な行者像。昔は雨乞いの山で、ふもとの打坂から、子どもたち
も一年に一回、お弁当を持ってお参りに登っていたそうだ。
展望はなく、静かな山頂である。おやつを食べ、下山する。
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| 打坂への道 |
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八坂神社 |
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打坂峠まで戻り、峠から打坂へ下りる。植林のなかに道が残り、つづら折れに下りている。
植林から竹藪になり、棚田の跡を過ぎると、八坂神社近くに下りてきた。作業小屋でお仕事中
の男性に打坂峠や法蓮坊山の話を伺い、シャクナゲ公園へ戻る。 |
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| 打坂から法蓮坊山 |
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黒豆の館のネジバナ |
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打坂から眺める法蓮坊山は目立たない小さなピークである。山頂に行者像があることは歩い
てみないとわからないものだ。
車までの途中にある黒豆の館にはたくさんのネジバナが咲いていた。蒸し暑い季節、夏栗山
方面から吹く風が涼しい。
2時間半の短い山行だったが、中身の濃いものだった。(^^) |
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| 行った日 |
07 7/8(日) |
| 行った人 |
たぬき二人 |
| 山行タイム |
シャクナゲ公園13:00〜天満神社13:05ー13:10〜
展望台13:20〜13:27〜大師堂13:35〜南谷山14:00〜
打坂峠14:15〜法蓮坊山14:30ー14:40〜八坂神社15:05
〜シャクナゲ公園15:30 |
| 2.5万図 |
宮田 山行地図 |
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| たぬきほーむへ 山歩きへ |