猪口山 登り初めは干支の山
兵庫丹波

春日町立野付近から 千丈寺山(左) 猪口山(右)


 2007年は亥年。干支の山を捜すとすぐ近くにあった。猪口山(356.8m)という山である。
猪口山は地図には黒井城山とある。この名前なら誰でもよく知っている名前である。

 
登山口 石踏の段(赤門)

 黒井の登山口から登り大野坂へ降りる予定なので、大野に車を1台置いておく。

 黒井の登山口にはたくさんの車が停められていて、下の小学校の駐車場からも
山支度をした人が登ってくる。

 登山口からは二つのコースがあるが、今日は尾根でない方を登る。展望はない
が山腹をつづら折れに登っていくので割合緩やかな登りである。

 木が伐採された明るい空間に出ると赤門である。通称赤門と呼んでいるが、石
踏の段と名付けられているところである。

 
本丸に着く

 石踏の段から急な道を登ると多田への分岐で、ほどなく山頂である。いつもは
ひっそりしているが、今日は家族連れやグループが多く、元旦登山を楽しんでい
る。
北東には長老ヶ岳が白い

 曇ってはいるが、展望はすこぶるいい。北東には雪の弥仙山、長老ヶ岳、五
条山などが意外なほど近くに見える。
東の展望(左:妙高山 右奥:三嶽)

 東は、妙高山が指呼の間。舞鶴道が長く延びたその先には多紀アルプス。
南西の展望
 目を反対側に転ずると、千が峰が頭を出している。篠ヶ峰も先日の雪が残
っている。低い山なので見える範囲は限られるが360度の展望である。
西には三日月山・五大山・五台山

 さて、そろそろ千丈寺山に向けて出発しよう。行く手に五台山から愛宕山・五
大山の山並みのシルエットが屏風のように続いている。千丈寺山も負けじとピ
ンと尖っている。
頭上にライトプレーン 西の丸

 黒井城址からの下りはかなり急で、ゆっくりと降りていく。山頂で見た3機の
ライトプレーンが頭上を飛んでいく。初フライトは気持ちいいだろうなあ。

 西の丸は草刈りがされ、以前よりも歩きやすくなっている。西の丸を降りると
堀切があり、そこからは尾根道を行く。最近整備されたのかとても歩きやすい。
近所のSさんが整備しないと、と言われていたのでもしかしたら年末にされたの
かもしれない。
はしごを降りると 兵主峠

 戸坂と氷上高校をつなぐ兵主(ひょうす)峠の手前に露岩があり、ここからの五
台山の眺めもいい。立派なはしごを降りると兵主峠である。戸坂への道は何度か
歩いたことがあるが、氷上高校への道もいちど歩いてみたいものだ。
千丈寺山 大野坂へ

 兵主峠から小さなピークをを一つ越え、急登を登ると千丈寺山である。ここ
には砦があったとされ、平坦な山頂である。

 千丈寺山の西斜面は以前もそうだったが、ちょっと荒れている。整備され
て歩きやすくなっている。下りきったところに北側を巻く道があるので気にな
っているのだが、山頂を巻いているか北の尾根に続いているか、いずれ歩
いてみたい。

 大野坂までの道はとてもいい道で、丹波の山の匂いがする。
 
大野坂 途中にある石段を行くと・・・

 大野坂へ出ると、以前峠を覆っていた倒木は撤去されすっきりとしてい
る。これも年末の作業だろうか。感謝しながら峠を大野へ下る。

 大野坂は市島町美和地区から大野へでる峠で、軍隊が通ったり荷車を
引いたり、かなり往来があったそうだ。

 峠道を降りていくと左手に石段が見え、お飾りをした門が見える。これま
で何度も歩いていたのに、こんなところがあるなんて初めて気づいた。

 
小さな滝と 不動明王

 何があるのだろうと歩いていくと、広場がありその前に滝が流れている。
その脇に石仏が!上っていって見ると、不動明王が祀られている。大野坂
の北側にある戸坂にも滝があり、同じように不動明王がある。村の中にも
お不動さんがあちこちにあるが、何か関係があるのだろうか。

 大野へ出ると女性がおられたので不動明王と滝のことを尋ねると、その
上に役行者像もあるという。そういえば滝の手前に道があったがそれを登
れば役行者さんに出会えるのである。行者像は次回の楽しみにしよう。
黒井城跡(登山口案内板より)

 大野の村はずれに置いた車で黒井へ戻る。登山口の黒井城跡の写真と図
を見ると、広大な山城跡である。今年は干支の山として訪れる人は多いだろ
う。


 

行った日 07 1/1(月)
行った人 たぬき二人
山行タイム 黒井登山口13:05〜山頂13:20ー13:50〜
千丈寺山14:28〜大野坂14:45〜不動明王15:00
〜車15:15
2.5万図 黒井 山行地図

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