丹波新聞 2000年(平成12年) 4月23日(日曜日)

木や住まいの相談日 丹波年輪の里「木の館」に開設 
 木や住まいに関するあらゆる相談にのる窓口が、柏原町の県立丹波年輪の里「木の館」にできる。
 外材や新建材を使った量産住宅に押されっばなしで危機感を募らせている氷上郡と篠山市の地場工務店など建築関係の職人さん達が業界活性化のきっかけをつかもうと「木の館」と協力して計画した。
 かつて親しみと信頼を得ていた身近な練梁や親方と同じ気持ちで住艮の生の声に耳を傾け、併せて職人さんが手作りする木の家のよさを知ってもらう。
 楽しみながら木に親しめる親子の木工教室や木造住宅について最新のハウツー情報を提供するホームページも開設する。
 相談日は毎月第2土曜日。 第一回目は五月十三日。
 相談に乗るのは氷上郡の職人ボランティア団体「木の住まい『ビノキオ』(代表・宮下勝美さん=春日町)と篠山市の職人ポランティア団体「篠若(ささやん)すまいる倶楽部」(代表・岡田常彦さん=篠山市)のメンバー二十三人。
 大工や建築士のほか建具屋、瓦職人、塗装店、左官、電気工事、屋根屋、建材業さらに電気屋から測量・登記手続き業まで、家を建てることに関係した職人さんらが幅広く参加しており、互いに連携しながらよろす相談を承る職人さん達はそれぞれ得意とする技能をPRしながら話し合うので、発注する先を紹介してもらったり、相談したその職人さんに仕事を依頼する場面もありそうだ。
 相談日に同時に開く木工教室は、メンバーが道具や材料を持ち込んで、木製のティシユペーパー入れを家族で作ってもらう。またホームページ「木と住まい」は木の館(林産指導部)の職員が担当し、「地震に強い木造住宅」「あなたの部屋をウッディーに」「兵庫県産木材利用住宅特別融資制度」「産直住宅事業者リスト」など役立つ情報を満載して国産材、県産材の利用を呼ぴかける。
 ピノキオ代表の宮下さんは「地場業者が協力し合わなければ、大手住宅会社に立ち向えない。木のよさを身近に、実感してもらい、男子一生をかけるにふさわしい家とは何かを、考えていただく機会にもなれば」と期待を込めている。
 相談日は毎月第二土曜日午前十時から午後三時半まで。
 ホームページ「木の住まい」のアドレスはhttp://www.hk.sun-ip.or.jp/wood/new/rin/index.html


 五歳までの子供を乗せる車に「チャイルドシート」を着用キャンペーンが、丹波でも行われているが、米国ワシントン州ではつい最近、年齢ごとにもっとと厳密に規定した「アントン法」という法律ができたことを、先日渡米し知った。
▼四年前、当時四歳のアントン・スキーンは、母の運転する車の助手席に乗ってハイウェーの峠を趣える途中、突風で車が横転し、シートベルトからすり抜け、路上に投げ出されて即死。
 「速度は守っていたが、里帰り中に借りたスポーツカー。慣れない位置にあるラジ才を操作しようとしたとたんの突風だった」と母は後侮するが、四歳児のシートベルト昔用は法律通りだった。
▼悲嘆の底から立ち直った彼女が取り組んだのが、事故時の死亡率を出来るだけ減らす子供用シート替用の法制化。NPO(非営利組織)の協力を得てこの三月、一歳まで、四歳まで、そして六歳までの三段階の年齢別体重別に着用を義務づけた法乗が州議会を通るまでにこぎつけた。
▼四歳から六歳までに適用されるのは「ブースター・シート」。肩から胸、そして大腿部を留める普通の方式のシートペルトが、子供の身体にもきちんと合うように設計され、「チャイル
ドシート」にもシートベルトにも合わない、大きくなりかけの子供向けシ一トだ。
▼「法律ができてもアントンは戻らないが、何も行動しなかったら、悲しむ母がもっと増えるだろう」と話す母オータム・スキーン。彼女は、筆者シルパーエコー篠山合唱公演で同州ワラワラを訪れた際、ホームステイした家の奥さんだ。(E)

  ステキナまちに
 
 激しく厳しい篠山市議選。勝ち残った二十六人がもうすぐ決まる。きっと素晴らしい二十六人が選ぱれることでしょう。
 有権者の一人として、どんな人に投票するか発表します。願いは三つ。まず第一に、篠山市を「偉大ないなか」にしようとする人。篠山は都会に近いのに、すごいいなかで、最高のところだと思います。ばんぱん開発するのではなく、今の環境を守ろうとする人がいいですね。
 二番目。情報公開をする人。決まったことだけ発表して情報を公開したような気になっている、今の風潮を変えて欲しい。興味があるのは審議の過程。プロセスを公開してもらいたい。
 三番目。全ての家にケープルチレビを引いてくれる人。そこで篠山のローカルニユース(保育園のお遊戯会とか小学校のマラソン大会など)を毎日放送する。市のお知らせもテレビでする。議会も国会中継のように生中継。選挙の時には政見放送もすればいい。
 県下一、二を争う広大な面積を持つ市なので、莫大なお金がかかることが予想されるけれど、大丈夫。そういう時のために、伝家の宝刀、特例債があるじやないですか。以上ささやかな三つのお願いです。これらを実現してくれそうな人に一票いれます。どうぞ、篠山市をステキなまちにしてください。(足立)

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