丹波新聞 1999年(平成11年) 8月5日(木曜日)
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6人超の激戦展開 氷上町議選 ”熱い”訴え続く | |
| 任期満了に伴う氷上町議会議員選挙が三日に告示され、定数十八に対して二十四人が届け出を行い、各候補者が街頭で激しい争いを繰り広げている。今回の選挙は定数を二十から十八に減らした初めての選挙。前回の無投票を受けて選挙戦を望むムードが後押ししたこともあり、今回は六人オーバーの激戦に。中盤戦に入りますます〃熱い〃,舌戦が続いている。 | ||
| 立候補したのは、現職十五人、新人九人で、党派別では共産二人、公明一人、残りが無所属。 校区別にみると、中央地区が七人、東地区が四人、西地区が三人、南地区が四人、北地区が六人。 各候補者はそれぞれ、下水道整備の推進、福祉の充実や介護保険への対応、ごみ対策、産業の振輿など町が抱える課題やまちづくりに対する思いなどを訴えながら支持を呼ぴかけている。 今回の選挙をめぐっては、六月ごろから候補者擁立が活発化し、一時は四人オーバーの二十二人で落ちついたと思われたが、告示前になって新たに新人二人が立候補の意志を固めるなど、最後まで流動的な要素が強かつた。六人オーバーの激戦となつたことから、票の流れや当落ライン、知名度のある現職に新人がどこまで食い込めるかがポイントとなりそう。 投開票される八日は、町内十八力所で午前七時から午後八時まで投票が行われ、午後九時から間町公民舘で開票が始まる。不在者投票は七日の午後八時まで同町役場で。有権者数(八月二日現在)は、一万五千二十五人(男七千七十五人、女七千九百五十人)。 | ||

介護保険の地区説明会を聞きに行った。国が作ったビデオやパンフを見せてもらい、仕組みの概略は大体わかったが、それでは町では具体的にどう進めるのかという点についてほ、担当者の説明は要領を得ないものだった。
▼保険料はどのくらいになるのか、どの程度のサーピスが受けられるのか、受け入れ体制は充分なのか、決まっていないことが多くて答えられないのかも知れないが、真剣な顔で質間するお年寄りや、お年寄りを抱えている人たちは、不安を解消しきれない様子だった。
▼保険料は確実に払わせられるが、いざ受けられると思った時に当てはずれにならないかというのが、誰しも心配するところだ。現在は認定など関係なく受けられているサービスが、認定がなけれぱ受けられなくなるかも、という懸念もある。
▼「地方分権」が言われながら、なかなか応じない中央官庁なのに、この制度に関しては、非常に面倒で難しい部分をていよく自治体に託したという感がする。自治体の方では、ついて行くだけで精一杯というところが、ほとんどだろう。しかし逆手に取れぱ、ここは自冶体の腕の発揮のしどころだ。
▼いわゆる〃上乗せ〃横出し〃サービスにとどまらず、「要介護」になるのを防ぐ工夫も合わせ、やり方次第では、「老後に住みやすい」との定評を得て、町おこしの柱になり得る。それには何でも自治体が抱え込むのでなく、民間の参画が大切だ。そのためにも、たとえ「中間報告」の形でも、できる限り情報を公開していってほしい。(E)
福商”初の甲子園”
夏本番、いよいよ七日から〃熱闘甲子園〃が開幕する。丹波の五高校は、兵庫大会で善戦むなしく早々と姿を消し、地元兵庫県からは滝川第二高校が決勝を大会新記録となる19−0の大差で市川高校を破り、春夏連続出場を決めた。二番手投手で青垣中出身の田中篤史君が出場、活躍に期待がかかる。京都大会では、氷上郡の選手が多い福知山商業商校が春夏通じて初めての甲子園のキッブを手に入れた。
その京都大会を、取材を兼ねて観戦。準決勝の対峰山戦、決勝の対東山戦を見に行ったのだが、氷上出身選手の活躍ぶりはすごかつた。
福商の優勝は、準決勝の峰山戦がキーポイントだった。近畿ナンバー1左腕の川原投手で春の選抜甲子園に出場した峰山に対し、取った作戦は先行逃げきり。試合はまさに福商理想の展開になり、見事二十二年ぶりの決勝進出を果たし、申子園への道につながった。
準決勝の前日、田所孝二監督は「残りは、うちより強いチームばかり。甲手園は考えられない」と話した。優勝を決めた後、選手たちも最後のアウトを取るまで、甲子園は頭になかったという。
無欲の勝利だった。試合は勝つことが前提条件だが、福商ナインには勝ち負けより、甲子園を楽しんでほしいと思う。そして〃福商旋風〃を期待している。(黒井)