丹波新聞 1999年(平成11年) 7月4日(日曜日)
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存続求め動き活発に 氷上西高 産高東雲・丹南分校 最終報告も「原則統合」 | |
| 21世紀に向けた県の高校教育について審議してきた「全日制高校長期構想検討委員会」が六月三十日、最終報告をまとめた。昨年十二月の中間報告と同様、「一学年二学級以下の小規摸校や、分校は原則として統合を図る」との内容。氷上西高校は将来的に一学年二学級以下になる可能性があるため、氷上郡地域教育推進協議会(会長・吉田照三郡町村長会長)は近く県に対して同校の存続を求める要望書を提出する構え。また、篠山産業高校の東雲、丹南分校では、存続を求める署名運動を市内全域で展開する動きがあり、最終報告を受けてそれぞれ存続運動が活発化しそうだ。 | ||
| 氷上西高校 氷上西高の存続を求めて氷上郡では、六町長や議会代表、教育関係者らでつくる地域教育推進協議会は十六日、県庁へ出向き、▽郡内県立三校の継続堅持▽県立三高の適正規模、適正配置への配慮など六町議会が議決した意見書と間じ内容の要望書を16日、県教育長宛てに提出する。 吉田会長は「要望だけに終わらず、県の反応や考え方をキャッチしながら、今後も地推協で考えるべきことがあれば、先送りにはできない」と話す。 地推協へ毎年、三校存続を求める署名を提出してきた氷上郡PTA連合会(中野邦夫会長)は、今年は署名運動を取り止め、会員が西高の存続にかかわる昔同校間題に対してどのくらいの認識があるのかを探るためにアンケート調査を実施する計画。九月には研修会を開催。現在の情勢やこれまでの経緯を確認しながら、今後の運動のあり方などについて考える。七月末から、アンケートの内容や研修会のもち方について具体的な話し合いに入る。中野会長は「これまでどおり、地推協と一緒になって三校存続の方向で運動を続けていくしかない」と話していた。 産高東雲・丹南 「両分校は、新生篠山市の将来になくてはならない重要な高校」として篠山市議会が定例議会で、県知事と県教委に対して両分校の存続などを求める書覚書を提出することを決めた二日後に最終報告が出た。 二日、行政や学校、地元関係者らでつくる各分校の振輿会の総会を開催。東雲分校の発展対策推進協議会は近く総会を開く予定にしている。 同協議会の会長で市議会議員の九鬼正和さんは、最終報告を受けて「厳しい状況になった」と言い、「丹南分校の発展対策推進協議会と歩調を合わせて署名運動を展開し、県と県教委に提出したい」と話している。 丹南分校の同協議会は現在、表立った動きをしておらず〃休眠〃の状態だが、存続に向けて活動を開始するものと見られる。地域に根づいた教育活動を展開している両分校に対して、瀬戸亀男市長は「地域への貢献度が高い」と評価。「市としても議会や同窓会などと連携を取りながら存続を要望していく」と話している。 両分校の存続問題をめぐる動きとしては、六月半ばに分校のPTAが市長や市議会議長らに要望春を提出している。 | ||

ユーゴのコソボへの空爆が一段落し、故郷を追われていたアルバニア系住民が笑顔で帰遺する情景がテレビに映り姶めた。
しかし、本当に平和が回復するまでの道は、まだまだ遠そう。「セルビア人とは絶対つき合えない」と話す人もいて、今度は少数派になったセルビア人が避難する動きも出ているらしい。同じことの繰り返しだ。
▼様々な民族が歴史的にぜめぎ合ってきたバルカツ地域でほ、かつてのオスマン・トルコ帝国や、突出した指導者のチトーの統冶下では紛争は表面化していなかったが、こうした強権が崩れ、経済が急に目由化した混乱の中で、以前からたまっていたストレスが一気に爆発し、民族差別へと走り出したと思われる。
▼日本では、「対岸」どころか「海の向こうの火事」のように考えられがちで、テレビのワイド・ショーも、「何とかチー」をたたく話ぱかりにぎわっている。しかし、この個人攻撃の微候、何となくユーゴの状況とつながっていはしないか。
▼同和・人権間題の学習会で、講師の堀井隆水・前柏原高校長が「部落差別も、障書者差別も、女性差別も民族差別も根は同じ。そして逆境になった時に、より尖鋭に出てくる」と話しておられた。
▼長引く不況や先行き不安で、日本は表向きは静かだが、国民にかなりのフラストレーションがたまってきているに違いない。打たれ強い特定の個人に向けられている攻撃が、万が一にも、集団を対象にエスカレートする芽をはらんでいるとするなら、はなはだ危険である。(E)
ゴミの分別回収
「いまだに、ゴミの分別収集を知らない町民がいる」。柏原町役場で担当課長からこういう話を間いた。ゴミの分別回収は、カン、ビンについては早くから始まっており、昨年秋からはペットボトルの分別も始まっている。半年後にはビニールについても分別する計画もあるらしい。
町では、分別ゴミの回収日を記したカレンダーを半年ごとに全戸に配布したり、町広報などで呼ぴかけもしている。それにもかかわらず、ゴミの分別をせずに捨てている人がいるとは、情けない限りだ。
ゴミの分別は、環境間題を考えていくなかで、誰もが真先にするべきこと、しなけれぱなうないことだ。特にブラスチックや生ゴミなどは、燃やすことによってダイオキシン発生につながるのだから。
現在、ゴミの分別回収を行っていないことろは、東京、大阪、神戸など都市部の限られた地域だけだという。しかし、大阪でも間もなく全域で分別回収を行うと間いた。少なくとも、都会でもゴミの分別という雰囲気になってきているのは間違いない。ただいらないものを捨てるだけなら、それはサルにでもできること。万物の霊長たる人問なのだから、「知らない」「どうでもいい」「関係ない」ではなく、せめてカン、ビン、燃えるゴミ、ペットボトルの分別くらいはしっかりとしてほしいものである。(黒井)