エコエネルギーハウスまとめ

ソーラーシステム見学  (7月18日)

 

案内いただいた協力者

施工業者の北近畿クボタ柏原営業所、Aさんの案内で、篠山市のOさん宅の施工例を見学に行きました。施主のOさんも勤務先の休暇を取って待ってくださっておりました。

参加者は環境部会、花マップ部会、写真撮影協力のMさん、講座の事務局の方

 

その時の見学の様子。
晴天で、発電日和でした。

 

 Oさん邸の設置例について

設置パネル数など
 
  方角
 
 屋根の形状と
    設置条件
発電量の目安
 
8枚




 
  南

真南がもっとも
発電量が高い。

 
 寄せ棟のため設置面積の確保が難しい


 
1KW発電能力
 
年間1000Kwh
設置費用、約75万円
(除く補助金)(平成12年度設置)
24枚



 
   西
南に比べ、10パーセントほど発電量が
低い。
切り妻型の屋根なら設置面積が確保しやすい。

 




 
合計
32パネル設置

 
北は発電量が低いので通常設置しない。
 
住宅密集地では、日照が良くない場合が多いので設置条件は悪い。 屋根上置きタイプ
 4KW用
年間4000Kwh
 

 参照 新エネルギー財団をクリックしてみると、
設置費用の目安や補助金制度、補助金の額、補助申請書の提出資料があります。


ついに決断。ももの家にも設置。
ももは、平成13年度末(14年3月末までの申請)に設置4.68KW用(18パネルを南に、18パネルを東に)
我が家の屋根の形状や面積を業者に見て頂くと、設置可能なパネル数がこれくらいでした。
この春に設置。設置費用の支払い(ローン)は、毎月の電気代ぐらいです。
補助金は、1KWあたり、12万円でした。
設置することで、春から秋にかけての、電力会社への電気料金支払いはほんの少しになると計算しました。
ひょっとしたら、余剰売電分の方が大きい月もあると思います。
いずれにしても、設置後はデーター化して、2003年の6月頃アップ予定です。

 ◎汚れなどの条件をある程度マイナスして発電量の目安を計算してい  るので、20年ぐらいまでは、毎年これくらいの発電ができる。

 

 ◎メンテナンスの必要は、ほとんどなし。

 

 ◎台風などには、風速60Mまでは耐える。

 


 

ソーラー発電の仕組み

ソーラー自家発電と、電力会社からの送電の両方を自動的に使い分けて消費する。
…余れば売電。少なければ買電。切り替えは全自動。
   

  

シャープのソーラーシステム導入をコスト面などから検証したビデオ)

北近畿クボタ柏原営業所様から上記ビデオを環境部会へ頂きました。
このビデオを丹波の森のビデオライブラリーに加えていただきました。
貸し出し出来ますので参考にしてください。

◎エコエネルギーとソーラーシステム

◎ソーラーシステムの特色と費用

◎ソーラーシステムの問題点

 

◆昼間の電力は買電できる日が多い。夜は、自家発電ができないので、電力会社より購入する。
主に夜間の購入(割安)を前提にすると、お得な電力会社との契約プランも紹介してあります。

 

ソーラー発電パネル設置例

24パネル設置

上置きタイプ

 

インバーター

 

電気メーター 

購入用と売電用の二つ

売電用(自動的に余剰分を送電し売電する仕組み)  

 

売電用メーターも今のところ、関西電力が無料で設置してくれる。

 

地域差があり、売電用のメーターは有料とする電力会社もある。

 

 

CO2削減量 3kwh発電タイプ設置の場合、

年540sのCO2の削減ができる。…シャープの上置きタイプについて説明した資料より(北近畿クボタ柏原営業所提供)

◎製造、設置の際に使ったエネルギーは、設置後3年の

発電で相殺できると案内してくださったクボタさんから伺いました。

◎廃棄については、良い、リサイクル分野を研究中です。

現在は、ガラス部分をカレットにして道路舗装のアスファルトに混ぜる。

 


エコエネルギーハウスセミナー主催の報告 2001年9月22日

竹重勲氏(兵庫県地球温暖化防止活動広域推進員、環境省環境カウンセラー)を講師に迎え、エコエネルギーハウスセミナーを主催。

 受講生の他にも開放し、共に学習しました。

 

◎ビデオを収録して丹波の森(рO795−72−5170)
のビデオライブラリーに加えていただきました。

 

内容

◆地球温暖化の原因

(化石燃料の使用量と温暖化の推移が同じ上昇カーブを描く。)

◆環境に優しい生活、

     省エネの工夫

(緑化…ケナフ、砂ごけの例)

(エコクッキング)

(グリーンエネルギー)

◆未来の文化生活の手引き

(省エネナビ、ITの活用)

◆エコハウスの定義

(建築から、居住、解体までを考える)

(新指標作成…人数や居住面積などの条件を考える)

セミナーを主催した感想

PRや、 会場準備などについて、勉強になった。

講演内容について、自分たちの意見を反映できた。

 

セミナーを主催して気がついた事(共に関わった方からの感想等です。)

会場のマイクの音量や使い方をもっと勉強したい。

◆人集めが大変難しい。…今後、丹波の森公苑の他の環境講座、部会との合流(合併)を図れないのか?

もっと多くの人々と課題に取り組みたい。              

セミナーの内容についての感想

◎省エネの工夫が多様でおもしろかった。

◎日常生活に密着したお話で大変勉強になった。

◎実験によるデーターが沢山用意してあり、説得力があった。

◎知った省エネの工夫を家庭でも実践するようにこころがけます。

◎緑化に関しては、門口に花を沢山植えています。

◎日常の節電意識が、高まり、電灯の消し忘れなどに敏感になった。

◎隣、近所の方にも、話の内容を伝えて、喜ばれました。

◎自宅は、幸い涼しい住環境なので、クーラーもありますが、扇風機を使用します等、自分の暮らしを省エネの視点で具体的に考えるようになりました。


 

もも宅の平成12年度の消費エネルギーについて月別にまとめました。


 
電気消費量(kwh)
電気料金(円)
プロパンガス消費量 (m3)
プロパンガス料金(円)
灯油購入量(リットル)
灯油料金

 
728
18,914

3,840
300
15,600

 
784
20,478

3,840
152
7,904

 
693
17,689

3,840

 

 
556
14,229

3,840

 

 
382
9,334

3,840

 

 
471
11,902

3,840

 

 
567
14,616

4,760
169
8,788

 
672
17,584

3,380

 

 
477
12,087

3,840

 
10
 
434
10,446

3,380
150
8,250
11
 
544
13,825

3,960

 
12
 
686
17,433

3,470
166
9,130
年合計
 
6,994
178,537
47
45,830
937
消費税別49,672

◆ 灯油…購入の記入なしの月も、購入月からの持ち越しで消費しています。消費の都度、量を量る事が実質難しいのでこのようなまとめをしています。

ファンヒーターと、給湯用に使用している。但し、太陽熱利用給湯器を西側の屋根上に設置しているので、夏場の使用は殆どない。

 

平成12年度のももの家族構成と日常

世帯主 夫…47歳 会社員…週休二日…休みの日は、テレビでスポーツ観戦、買い物、部落行事などに参加

妻…39歳(ももです。) 内職程度、夫の母の介護

 

長男13歳(中1)隔週休二日…休日はテレビ、ゲーム、屋外でスポーツなど

          小学校中学校とも、平日は学校給食あり。

長女11歳(小5)隔週休二日…休日はテレビ、ゲーム、屋外でスポーツなど

          エレクトーンを習っているので、ほぼ毎日練習している。

 

世帯主の母 73歳 要介護3→5

 ほぼ寝たきりのため、秋から冬場は、電気行火が終日必要。

 洗濯、清拭等に給湯器、洗濯機の使用頻度が多い。 

 8月29日以降は特別養護老人ホームに入所している。

 

◆家屋

木造二階建て131u。屋根は切り妻で、瓦葺き。

 増設部分は合板葺き。一階12uと二階12u。

 増改築を繰り返しており、古い部分は、50年以上経過。

 納屋一階49u


◆セミナーの宣伝方法

部員の知人や、所属する他のネットワークも活用する他、丹波の森公苑の他の環境講座でもPRの機会を頂き参加を呼びかけました。

 

 チラシ配布リスト作成

丹波県民局、環境課で環境問題を扱っている諸団体「丹波地域さわやかな環境づくり委員」の名簿を頂き活用しました。

但し、丹波のすべての団体が掲載されているわけではないようです。

チラシ配布

リストを事務局に作成頂き、部会で検討の後、事務局より配布して頂いた他、部員より手渡しで知人に配布。

 

当日の会場準備と進行について

 

準備物 椅子、長机、マイク、垂れ幕、横一… 事務局より原案を作成頂き、部会で検討しました。

 

配布資料…講師の方で準備していただけました。(数日前に、メールで確認しました。)

 

セミナー進行予定は、板書しました。

 

講師送迎…JRを利用されたので、柏原駅まで迎えにまいりました。

ダイヤ等の確認は、講師がご自身でしてくださいました。(メールで来町希望を伝え、来町ダイヤを確認しました。)

 

講演会の受付、講師接待、司会、開会挨拶、講師紹介、講師へ謝辞、閉会の挨拶、を部員で分担しました。

 

受付簿、当日の垂れ幕などは、事務局にお世話になりました。

 

ビデオ収録は、丹波の森公苑の他の環境講座を受講中のMさんが受け持ってくださいました。

 

付け加えて、紹介したい事柄

(財)ひょうご環境創造協会の、環境アドバイザー派遣制度(利用者がアドバイスしてほしい事柄を相談し、講師からアドバイスを受ける)を活用して、講師派遣を依頼しました。

他の参考制度として、出前教室制度(学習メニューから選べる。)学習会への補助金制度、県の各施設見学に有利なエコバス利用制度もあります。

 

環境アドバイザーへの問い合わせと依頼

丹波にふさわしいエコエネルギーハウスのモデルを描きたいのですが…  どういう事前学習が必要でしょうか等、問い合わせの電話を、ひょうごエコプラザに、その後、手紙を送付しました。

(丹波地域は7名の地球温暖化防止活動推進員がおります。また協力員もおりますので、学習会のコーデネートや資料について、ご相談を受け付けます。)


講師先生からアドバイス頂いたメール

クリーンエネルギーによるモデルハウス(エコハウス)計画についての回答
広域推進員 竹重 勲
小生は自宅の平屋木造住宅の延命と、クリーンエネルギーの活用についてと、それに関連して種々自然エネルギーに関する研究をしていますので、下記一部を紹介します。

1.住宅は出来るだけ木造として、しかも長く使う。
両親の住んでいた住宅は、屋根の重たい家でしたので、地震で倒壊寸前でしたが、屋根の軽量化、台風対策で、老人用にリホームして、再使用延命をすることにした。
エコハウスの基本は如何にして、木材を沢山使用するか(高価でも日本の材木を使用する)

2.屋根の軽量化に合わせて、平成11年11月、4.5kWの屋根一体型太陽光発電取付。
太陽光発電は、日射量、方向、傾き、モジュールの材質等で発電量が変わりますが、平均的に10平方メートルで1kW,真南に向けて、20度にすれば年間1,000kWh,値段は1kW約100万円(除く補助)
小生の自宅の太陽光発電は、東に約45度振ていますが、平成12年の発電量は4,372kWhでした。
ただし、三分の一の補助を受けて償却は25年です。太陽光発電は、ただ付けるだけでなく、夜間、給湯機、とかエコモニターの活用で、種々ライフスタイルの転換をして、昼間の電力は出来るだけ売電して、地球温暖化防止に貢献させなければなりません。

3.風力発電
太陽光発電と同時に、300Wか500W程度を設置する予定でしたが、関西地方を主体に設置している風力を見学、調査したところまともに作動しているところなし。また台風で破損したものもありました。特に太陽光とのハイブリットはまだ技術的に無理のようです。
風力は計画場所の風況調査を、最低でも2年間はして、WSaPのシステムを使って判断する必要があります。個人でしたり、イベントでするのは別ですが、実際に発電させようとすると、日本ではごくかぎられた場所でしかだめす。
デンマークやドイツの真似は日本では無理というのが現在までの小生の調査結果です。

4.パッシブソラー
太陽熱温水は自宅で15年使用、地震で撤去した。
太陽光発電のパネルの発生熱を床暖房等の熱源に使用することは、平成11年11月時点では、確立されていなかったが、本格リホーム改装時に、太陽の熱を暖房とか温水に少しでも活用すべく検討したい。また、室内の自然換気にも活用が検討される。
特に、暖房はエアコン、ファンヒーター等で空気を暖めるのは全く効率が悪い、輻射熱暖房を採用すべきである。

5.雨水
これは簡単に活用可能ですが、タンクの置き場所が問題。現在は植木を撤去する事になり、問題、少し高い位置に設置してヘッドでトイレの洗浄に使用したい。もちろん我家には、庭に多数の植物があり、散水に使用。

6.緑化
庭にどういう植物を植えるのがよいか、例えば軒下にケナフを植えれば、夏のピーク電力の削減になる。屋上緑化、壁面緑化も大変有効。

7.高断熱・高気密
場所にもよるるが、省エネハウスの基本は高断熱・高気密である

以上小生が自宅のリホームで現在考えているものです。
みなさんが考えているクリーンエネルギーモデルハウスについて、単に勉強だけをするのでなく、実現させる事で進めるべきです。自分達で資金集めをするとか、行政とタイアップするとか、自宅に適用するとか目的を持ち、単に机上の勉強だけを目的とするのなら最初からやらない方がよい、勉強も自分で見学し、実験し、計算し、プロダクトする事が必要です。


バイオマスについて

1. 滋賀県

 

2. 森の発電について
ボランテアーで、里山の間伐、その材木で自然エネルギーハウスを自分達で作り、残った材木は、自分達が作った炭焼き釜で、木炭にし、これで自動車を動かし、発電をするという、すべて手ずくりのプロジェクトです。ただし、材料費は1,000万円かかったそうです。しかし自分でプロダクトする喜びはすばらしい、これが温暖化防止の力に大きくなることを期待したい。

3. 京都府八木町エコセンター
牛・豚の糞尿毎日50―60頭で74kW2台分のメタンガスが発生、設備費は13億、運転費は年間1,500万円の赤字。堆肥と液肥の処理は日本の農業に関連する。
その他、横浜の下水道の汚泥によるバイオマス燃料電池、ビールかすによるバイオマス燃料電池等なかなか技術的、経済的にも厳しい

中小水力発電について
柏原町に川、ダム、上水道場、下水処理場等常時放流している水がありませんか、小生は小型水力発電の研究をしています。水力発電こそ、自然のエネルギーです。

家庭のエネルギー使用
  調査することは大変結構です
  小生も平成12年度の兵庫21世紀学会で研究中です。
  家族構成、住宅の構造、面積でエネルギーの消費がどうなるか、環境意識の普及でどうなるのか。
  電気、LNG、LPG、灯油等をエネルギー換算して、どう言う組み合わせが、効率、二酸化炭素、コストに有効か、暖房の方法がどう影響するか。
  分析すると、地球温暖化防止に対してアイデアが出る。

現状についてアドバイスを受けたいとか、自然エネルギーの話がしてほしいなら、
(1) 環境アドバイザー
(2) 出前教室
の申請をひょうご環境創造協会に申請して下さい。(1)は資料も充分用意し、充実した講義です。
1回目は無料で、その後、継続となれば、講師と個人的にネゴとなります。


 

参照啓発冊子(ひょうご環境創造協会発行の省エネ100の誓い、グリーンエネルギー基金募集のPOPを入れてもらいました。)


 

生活創造活動プランナー養成講座を受講して

 

 一年目は、(開講式のお話で、楽しく学び続ける事)…「生涯楽習」をしましょう。の呼びかけの通り、様々な分野からのユニークな講師先生に恵まれ、楽しい学びによる発見をさせて頂きました。課題と、その捉え方など、色々ヒントを頂きました。中でも、愛媛県伊予郡双海町の役場 地域振興課の若松進一課長さんの゛生き生きした語り゛と゛町興しの実践例゛は今でも強く印象に残っております。 それから、 京都市学校歴史博物館を見学し、町を思う住民の知恵のすばらしさに感動を覚えました。

二年目は、環境部会での活動が主でした。縁あって、共に「楽習」を進めた中で、それぞれの町の環境を取り巻く現状が少しずつ見えてきました。そんな発見を楽しくお話出来た事は忘れません。これからも、人との出会いを楽しめる生涯楽習をゆっくりとでも続けたいと思います。色々と力になって頂いた、事務局の先生、講師先生、受講生の仲間の皆様のご活躍とご多幸を祈ります。              環境部会 もも