10月8日作成 心療内科医山口仁先生による講演会のまとめ

pta役員としての(原稿案)をhtmlに加工して転載

  

〈演題〉思春期における子どもの様子とかかわり方

 

最近の臨床現場から…PTAの親からアンケート結果からは楽しく通学出来ていると言う結果

            だけど少年犯罪が増えている背景が気にかかりますよね
 ☆子どもの変化よりも最近の親の変化(未熟さ)を感じる☆
 ・核家族化などによる子育ての知識や良い情報の不足
 ・マスコミによる悪い世相観を強調する偏った情報のすり込み
 ・簡単にいい子を育てようとする知育偏重主義の親
   乳幼児期に知識のみを偏重した教育をすると知的能力に反比例して創造性や
  感情が欠如する。幼い頃には成績優秀でも、成長に伴い頭打ちの傾向に!!
 

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まだまだ遅くない子育てのチャンス〔思春期〕大きなチャンスは乳幼児期と思春期の二回

思春期の特徴「正常な発達のプロセスとは」

 ☆思春期は親という文字の示す通り立木の上から見守って!

 

 ・発達に関する傾向は幼児期の傾向と似ている。10年サイクルで繰り返す。

 (2歳児で現れた傾向…甘えなどが12歳でも現れる。3歳の頃の傾向が13歳頃に)

 幼児期の欲求を受け入れられずに過ぎてしまうと、思春期では大きく顕われる。

 

 ・何を考えているのか親には分からない。分からないのが普通です!

  特に女の子は深い内面を早い時期に形成。本人も、内面からの感情を言葉に表すことが出来ない。男の子の内面の形成はもう少し後になる。

  自分の世界を持つようになり、秘密を持つようになる。

                             

・ホルモンの変化による心と体のバランスが上手くいかない。

  本人もコントロール出来ない自分の起伏の波に不安な時期。刺激したり、反省を促すよりも、おおらかに受け止めて!

 

女 ・ 特に女の子は自意識が強くなり、感傷的になる。他人の目が気にかかる。

の 父親のだらしない態度を毛嫌いするなど、父親から一時離れていく。

子 自分の容姿などに限りない理想を掲げ、満たされることのない追求をして落ち込む。

  

男  父親を通して社会に目を向けはじめる。

の ・成果を求める。…自己顕示欲が旺盛に!

子 ・ストレートな付き合いを望む。(詮索はやめて)

   

思春期の正常な発達過程 ― 主な反応パターン

 

躁防衛態度…親を馬鹿にするような態度(母子分離手段ともなる)―おおらかに受け止めて

 

攻撃者への統一…育てた親の態度と酷似してくる。暴力的な親にしつけをされている                            と暴力的な態度を顕わす。・退行(幼児返り)… 気持ち悪いと拒否せず受け止めて!

 

・閉じこもり…自分の事を深く考える。内面の形成時期。自己中にも見えるが重要な

                            プロせスなので見守ろう。

 

・喜怒哀楽が性的な衝動として出てくる…           

  ―ホモセクシュアル的―  異性への興味へ移る前のプロセスで同性の中で自分が他者からどう見えるか気にかかる。自信が持てない。

   ☆肉体的な悩みをうち明けられるような 友人が必要。安心が得たい。

    不足すると肉体への衝動が大きくでる。

 

  以上のような不安定な時期だが、やがて高校生頃には(ずれ込む事もある)

 セルフコントロール が可能となり落ち着いてくる。

 

 親の関わるポイント、地域や教育現場に求める視点

 

・原因と結果をすぐに結びつけないで!

  子どもの悩みや考えているプロセスが大切なので見守って!       

 

まだもう少し、大人が適度な枠を与えよう「子どもの自主性を尊重しているから〜」

      と善悪の判断がつかない幼い子どもに、何も枠を与えないと、不安になる。 
拒食症の子どもに多い背景…自分でノルマを作るなど、子どもなりに枠を作ろうとするが、これでよいのか不安でたまらない。                          

・夫婦や家庭は社会の縮図、円満に! 〜と言っても、離婚した方が良い例も〜

 夫婦間、お互いの尊厳を保ててますか?

 

・夢のある大人が周りに存在する? 夢のある社会観が必要

 子どもの問いに答え得る人生観を持っていますか?…乳幼児期は身体で社会を感じ、

               思春期は、 心で世界を受けいれられるか問うている。

 

・地域との繋がりが上手に機能しますか?(日頃、親が社会とつながっているか)

 

競争で多様なシーンを演出 (偏った平等主義はやめて!…やる気が出ないよ)

 それぞれの長所を引き出し、認め合える機会づくりとしての競争は必要です。

               欠点の追求よりも、出来る部分を認めて伸ばして!

 

子どもへの指導の言葉は重々しく威厳をもって(タイミングも考慮)

 

 出席者の声(ご協力ありがとうございました。)

・思春期真っ最中の我が子の様子と重なり、あれは、正常な姿なんだと安心しました。

・親という字の如く、木の上から見守る姿勢を実践努力します。

・思春期の子どもをより深く理解する事が出来ました。

・親もあまり感情的にならずに、子どもの意見を聞いた上で、色々な事に関わります。

 

山口先生への相談窓口

・中町日赤小児科に勤務されています。そちらの方へどうぞ!

・学習サークル(いくわ会)毎月第3土曜日の2時〜4時頃まで、氷上郡柏原町北山ふれあいセンター
予約無しで参加可能です!参加費500円                                        託児も必要な場合はプラス500円。

         内容はその時によるが、先生のミニ講話や参加者のフリートーク

 急な日程の変更を心配される方は北山ふれあいセンター電話0795−72−2818確認してね!

 

講演終了後に最近の療法の一つとして

 良くなりたいという内なる善性へのあこがれ、神の存在を意識した生き方についてや

・退行催眠…前世療法についても伺いました。日常意識している顕在意識よりも深い                 ところにある潜在意識と出会う事の効果について等々。



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