開業当初のインターネット事情

ひかみインターネット倶楽部年表

1995年7月 ダイヤルアップ接続ポイント設置に向け計画開始
1997年8月 ISP試験運用開始
1997年10月 旧氷上郡にてダイヤルアップ接続開始
2000年4月 レンタルサーバ・独自ドメインサービス開始
2001年10月 NTTフレッツADSL接続開始
2004年6月 田舎BB接続(ADSL)開始
2006年7月 NTTフレッツ光接続開始順次エリア拡大

地域インターネットプロバイダー誕生の背景

1994年頃からRADIUS(Remote Authentication Dialin User Service)と呼ばれるユーザー認証を行う機器が市販されると共に、NTTによるINS1500のサービスが地方でも始まると、地方でもダイアルアップ接続用のアクセスポイントの開設が容易になり、地場資本の出資による多くの地方ISP(第2種電気通信事業者)が誕生する事となる。地方の小規模な第2種電気通信事業者に対し、大手パソコン通信事業者や、電機メーカー系を中心とした大手第2種電気通信事業者も接続サービスを行い、一般個人や中小企業を対象としたインターネット接続サービスが身近なものとなる。並行してほぼ同時期に、Microsoft社がTCP/IPスタックを標準で搭載したWindows95を発売したことも普及の要因となった。

1995年に発生した阪神・淡路大震災でインターネットが有効利用されたことがきっかけで、日本において一般メディアでインターネットが取り上げられることが多くなった。同年の新語・流行語大賞のトップテンに「インターネット」が選出された。「ネット」という省略形で呼ばれるようになるのもこの頃からである。

一般向けサービスの変遷(アナログ・ISDN時代)
1990年代後半までは、高額な専用線(プロバイダ料金込みで64kbpsで月額10万弱~数百万円)を引けない一般の個人や中小企業などでは一般加入者回線(アナログ回線、ISDN回線)を利用したダイヤルアップ接続を利用していた。日本では電話代は時間および距離従量制であるため、(同一市内)定額制が一般的である欧米に比べ、利用者数は少数のままであった。

1995年にはNTTにより同一市内か隣接地区の特定の番号に対し、夜11時から翌朝8時までの通話に対し料金が定額となるテレホーダイサービスが開始されたが、当初は主要都市にしかアクセスポイントのないプロバイダが多く、多くの利用者が恩恵を受けられるようになるためには、1996年頃からのNTTのOCN事業開始によるアクセスポイントの拡大を待つ必要があった。

(丹波市においては三田市、福知山市にはアクセスポイントが設備されたが隣接MAということで電話回線利用者には恩恵が受けられなかった。)

1997年にはNTTにより、最大128kbpsの常時接続サービス「OCNエコノミー」が月額38,000円で提供開始されたが、サービス区域が市部や郡部の中心部に限られ、中小企業やごく一部の個人が導入した程度に留まる。後に低額料金のものも出現するが、一時的な利用のみとなる。

ブロードバンド化へ

21世紀に入る前後、政府によるe-Japan計画の策定も後押しとなり月額数千円程度で常時接続が可能になるサービスの提供が展開・普及し始めた。口火を切ったのは、当時の第1種電気通信事業や第2種電気通信事業の認可を受けた双方向の都市型ケーブルテレビ(CATV)事業者で、一部の事業者が放送周波数帯とは別の770MHz帯を活用した定額制の高帯域インターネット接続サービス(いわゆるブロードバンド)を開始した。

さらに、NTT等の第1種電気通信事業者により既存のアナログ電話網を使って広帯域な通信を行うことのできるデジタル加入者線(xDSL)(ほとんどはADSL)による接続サービスが開始され、第2種電気通信事業者のネットワークがNTT等の第1種電気通信事業者のネットワークセンターに接続された。

その後、xDSLの利用可能な地域の拡大とともにxDSL加入者が増加し、2004年時点ではxDSL回線の普及率は世界でもトップレベルとなり、インターネットの世帯普及率もトップレベルとなった。2003年頃からは月額1万円以下程度の料金で光回線(FTTH)や高速化されたCATV等により、ベストエフォートでの転送速度が100Mbpsというより高帯域な常時接続サービスが一般向けに始まっている。2012年6月22日の総務省の発表[1]によれば2012年3月末の段階で、ブロードバンドサービスの契約数は3,952.8万(前期比4.8%増)であり、DSLの契約数については670.5万(前期比5.0%減)、FTTHの契約数については2,230.3万(前期比1.8%増)と固定回線によるブロードバンド接続では、FTTHの利用が主流となっている。また、WiMAXや、3.9世代移動通信システム(LTE)など無線回線によるブロードバンド接続も増加傾向にある。

ただし、これらのようなブロードバンド回線が都市部を中心に普及する一方で、丹波地方では展開の遅れが目立ち、情報格差と言う新たな問題も発生していた。

 

丹波市においては1957年にひかみインターネット倶楽部が、当時の丹波氷上MA現在の丹波市においてダイヤルアップ接続アクセスポイントを開設。
フレッツADSLは2001年から一部地域で利用開始されたが丹波市内でも地域差がありブロードバンド化を求めるが光については2006年に一部地域で利用開始されたのにとどまっていた、地域の有志が集まり田舎BB(シフトアップ春日ブロードバンド計画)が関西ブロードバンドの協力により2004年6月にADSLサービスを春日町から開始し多くの利用が始まり丹波市でのブロードバンド環境が整ってきた。

 

2007年ひかみインターネット倶楽部ダイヤルアップアクセスポイント開設までに高い電話料金を払っていたからこそ開設に至った経緯があります。

1957年 開設当初の利用申込書

1955年7月 ISP開設のため銀行融資資料の一部